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台風は厄介だけど自然にとっては必要な恵み


今月1日頃から大型の台風が沖縄県全域を襲っています。

今回の台風は沖縄県を横断して戻るタイプで、長く沖縄県に影響を与えています。


沖縄の台風はまともに来てしまうと命の危険を感じるほど危険なものです。

せっかく予定していたフォトウェディングもアクティビティも諦める他ない厄介なものです。

でもこの厄介な台風ですが、実は来ないととても困ってしまう、大変重要な役割も果たしています。


①水不足の解消

台風が時折来ることで、沖縄の水不足が解消されます。

水がないと農作物もそうですが、人間の生活基盤に支障をきたしますよね。

台風のまとまった雨は、必要なのです。


②海の掃除

実はしばらく台風が来ていないと、海から嫌な磯の香りがしてきます。

海の中をかき回して掃除をしてくれるのも台風の役目です。

ただビーチのゴミは大変なことになりますが・・・・


③サンゴが生き続けるために

そもそも知らない方も多いかもしれませんが、サンゴとは生き物なのです。

南国の海のイメージの強いサンゴですが、実は海水温が高くなりすぎると生きていけないのです。台風が来ないと海水温が上がり続けてサンゴが死んでしまうのです。

これはサンゴの白化現象として、数年前にも大きな問題になりました。

沖縄はサンゴとは生活的にも観光資源的にもなくてはならない存在です。

台風が来ることで、海の中の水がかき混ぜられ海水温が下がります。

石垣島や沖縄がこんなにサンゴが豊富なのは台風のお陰と言っても過言ではないです。


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