美しい海に囲まれている石垣島。もちろんん周りは砂浜だらけ。
でも実は「遊泳禁止」なんです。
これには驚く方も多いんですが、実は石垣島は一部の遊泳許可のあるビーチを除いては基本遊泳禁止なんです。
遊泳ができるビーチは、「真栄里ビーチ」「フサキビーチ」「底地ビーチ」などがあります。しかもこれらのビーチでも。遊泳ができるのは防護ネットの中だけ。
なぜ遊泳禁止なのか。おおよそはこんな理由です。
①危険生物の被害を防ぐ
石垣島には「ハブクラゲ」や「カツオノエボシ」など毒をもつクラゲなどの生物がいます。
大人でも非常に危険な毒を持つクラゲですが、特に小さい子どもの死亡事故も過去にはあったようです。
お子さんを遊ばせる時には必ず防護ネットの中にしましょう。
②海流が複雑で流れが早い
サンゴ礁の海は穏やかな場所だけではありません。時には離岸流という岸から沖合に向かって流れる海流があります。その海流に乗ってしまうとあっという間に沖合に流されてしまいます。これによって、石垣島でも年に数人は流されて命を落としている現実があります。
離岸流にのまれてしまった対処法は「横に泳ぐ」です。砂浜と水平方向に泳ぐことで離岸流から抜け出せます。
海は危険がいっぱいですが、その危険を理解し、対処法を知って楽しく安全に石垣島の海を堪能していただければと思います。
石垣島のその他の遊泳禁止区域は「自己責任」になってしまいますので、お気をつけて・・・
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