武岡 春奈
三線奏者・唄者
Takeoka Haruna
徳島県出身。両親に連れられて小学生で石垣島に移住。
そのため、もはや石垣島出身と言っていい。
高校時代に郷土芸能部で培った三線。透き通った歌声。きっと人気者になるはず。
■三線演奏へのこだわり
三線弾く時に、作業にならないように、自分も楽しんで演奏するように心がけています。
お客さんに楽しそうな自分を見せることができれば、きっとお客さんも楽しんでくれるはず!
週一以上練習して、新しい曲やレパートリー増やしています。
速弾きの練習や民謡の練習をすることが多いですが、観光に来られた皆さんにも親しみのある、BEGINさんや夏川りみさんの曲も練習しています!
■石垣島の好きなところ
まず最初に思いつくのは海。
昼間のびっくりするくらい青いところ。特に川平湾の青さが大好きです。
そして、太陽が傾いてきたサンセット。太陽の光が反射してキラキラになるところ。
私は寒いのが苦手なので、冬でも春のように暖かい石垣島が大好きです。
■親に連れられて石垣島移住。出会った三線。
徳島で生まれ育った私は、両親が大好きになった石垣島に小学校四年生で移住しました。
まだ小さかった私は移住した実感が中々湧かなかったですが、船に乗って海に遊びに行った時、徳島とは違う海の青さを見て石垣島に来たことを実感しました。
石垣島の文化は徳島とは全く違いました。
エイサーというお盆に踊る沖縄の伝統の踊りがあるのですが、そのエイサー習ってお祭りで披露したりもしました。
そして、沖縄が好きなお父さんは三線を買って、三線を弾いていました。
それを見た私は、三線いいなぁしてみたいなぁと思って、お父さんにおねだり。
移住してすぐに、三線教室に通わせてもらうことになりました。
通っていた三線教室の先生は実は、八重山古典芸能の会長をされていました。
技術もそうですが、とても優しい先生でした。
古典コンクールの新人賞に参加した時、スランプになってしまい、思うような演奏ができなくなってしまい、三線を見ることさえ嫌になったことがありました。
でも優しい先生の根気強い助けと、歯を食いしばって三線に向き合い、何度も何度もも練習して、克服することができました。
私自身、飽き性で色んなことに挑戦してはやめてるんですが、昔からずっと続けているのが三線です。
■メッセージ
石垣島は人も気候もあったかい島です。
夕陽を見ながら、島で聴く三線の音色は格別です。
一生懸命弾くので優しい心で聴いてください!