フォトグラファー星川慶 | Bluesoda石垣島
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​星川 慶

フォトグラファー・ビデオグラファー

Hoshikawa Kei

東京都大田区出身。

2016年にホテルマンとして石垣島に移住。

​島と海の美しさに魅せられ、撮影を始める。ウェディングの他にも、観光や、舞台、PR撮影なども精力的に行う。

​定期的に東京や石垣島で写真展示会を行い、島が織りなす自然と人の営みをテーマに島内外に魅力を発信している。

うつぐみ。竹富島の言葉で「一致協力の心」 

​■涙が出た家族写真

三兄弟の末っ子として生まれました。

13歳上の兄と、9歳上の姉の下に生まれた年の離れた子だったため大層可愛がられたと思います。

久しぶりの子供の誕生が嬉しかったようで、両親は私に「慶」と名付けたみたいです。

 

子供の頃の私はとにかく泣き虫でした。食べたかったアイスを兄弟に取られて泣いたり、お母さんに抱っこして欲しくて泣いたり。大事に育てられた反動なのか、ちょっとしたことで泣いていたみたいです。

子供の頃から、「慶のことは全然写真に残していないのよ」と言われていました。

 

兄弟あるあるかもしれませんが、長男長女など一番初めの子のことはたくさん記録に収めるが、人数を重ねるごとに感動が薄れるのかあまり写真に残さなくなるみたいです。もしくは当時始めた事業が忙しかったのかもしれません。確かに自分の写真はあまり見たことがありません。ただそれを特に気に留めてもいませんでした。

幼少も過ぎ、私も泣き虫ではなくなりました。どちらかというと感情の起伏の少ない落ち着いた子に育ったと思います。

20歳ごろでしょうか。実家で見たことのないアルバムを見つけました。

若い頃の父や母、今はいない祖母が写った写真の他に、私が写った写真もたくさんありました。

祖母とお風呂に入っている写真や、ゲームをする兄と写る写真。家族と山登りをしている写真。実家の庭で雪遊びをしている写真。泣いている写真。

初めて見るそれらの写真を眺めて、気づくと大泣きしていました。

私はこんなに愛されていたんだと思ったのです。

ちゃんと愛を受けて育ったと思ってはいましたが、写真には自分が思っていた以上の愛が溢れていました。

今でも大事にしている、写真のパワーを感じた瞬間です。

​■星野リゾートへの就職がきっかけ

2016年、石垣島への移住のきっかけとなったのが星野リゾートへの就職でした。

配属先を選ぶにあたって、候補に上がったのが八重山諸島でした。

 

希望を出すまでに実際にこの目で見てみたいと思い夏頃に一人旅を実行。

石垣島、竹富島、小浜島、西表島を周遊しました。

八重山は沖縄本島とも違う暖かい空気感に包まれていて、竹富島の民宿で宿泊者と夜にゆっくりゆんたく(おしゃべり)した時間は忘れられません。

 

暖かい人となりや美しい自然に囲まれた環境に惚れ込み、八重山諸島での生活を決心しました。

​■カメラの持つきっかけとカメラを仕事にするまで

大学に入ってすぐ、1年生でスキューバダイビングを始めました。

海の中の景色が新鮮で、すぐにコンパクトデジカメを買って水中の写真を撮るようになりました。

翌年には一眼レフも買って、海の中以外にも友人や風景、旅先での出来事を撮影をしていました。

もちろん趣味レベルでしたが、Instagramにそういった撮影内容を投稿していました。

そのまま趣味で続けていたカメラ撮影は、石垣島に移住してから続いていました。

 

そんな時、確か2019年。

前撮りの撮影をしてほしいとDMをいただき、初めて報酬をもらって撮影をしました。

これまで仕事にすることなんて一つも考えていなかったカメラですが、ここで趣味でやっている好きな写真撮影が仕事になるんだと気付きました。

そこから、副業的にカメラマンとして活動を開始。

前撮りやウェディングの他、ファミリーフォトやお店のイベントなんかの撮影を依頼いただいて撮影してきました。

​■メッセージ

石垣島とその周辺離島を含む八重山諸島は、美しい自然に囲まれた素晴らしい場所です。

私自身愛着のあるこの島で、一生に一度の写真や映像を是非残して欲しいと思っています。

贅沢を言えば一生に一度来るだけでなく、2度3度、もっと贅沢を言えば毎年来ていただきたいほどです。

BlueSodaで撮影したお客様がまた島に帰って来たくなるよう、うつぐみの心で島を盛り上げていきたいと思っています。

結婚やご家族との時間などそんな人生の大切な時間を石垣島で過ごしていただけるよう、そしてその瞬間に隣にいられる愛されるカメラマンであれるよう精進して参ります。

皆様に会えるのを心待ちにしております。

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