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サンゴ礁島
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玉城 七海

ヘアメイクアーティスト

Tamashiro Nanami

石垣島出身。

​お父さんは海んちゅ(漁師)の生粋の島んちゅ。

高校卒業後に、沖縄本島の美容学校で美容師の資格を取得。

憧れていたブライダルの仕事で、生まれ育った石垣島に貢献したいと帰ってきた若きヘアメイクアーティスト。

2024年からBlueSodaに入社。細やかな気遣いと丁寧な接客でお客さんに高い評価をもらっています。

綺麗に可愛くなるお手伝いがしたい!

​■代々うみんちゅの家系。お父さんは海んちゅ。

​先祖を辿れば、うみんちゅ発祥の沖縄本島の糸満につながる家系。

でも石垣島に来たのは、おじいちゃんよりもっと前。

実は、石垣島は沖縄県のいろんなところから移住してきた移住の島なんです。

​生まれた時にはお父さんはうみんちゅで、海に行って魚を銛で突く「電灯漁」なんかもやっていました。

なので、食卓には魚料理が並ぶことが多く、普通の人よりも魚を食べる機会が多かったと思います。

子どもの頃は、夜漁に出ていたお父さんが朝のセリに連れて行ってもらってました。

​その時に、セリに出せなかった魚を朝ごはんで市場で食べていたのが、とても美味しくて思い出に残っています。

​■石垣島の伝統文化、郷土芸能も伝えていきたい。

漁師や海関係の人が行う海神祭(ハーリー)というお祭りが毎年あるのですが、そこで踊る人たちをよく見ていました。実際のハーリーの船や、鐘を鳴らしたりなどは、男の子しかできない決まりだったので、とても羨ましかったのを覚えています。

小さい頃から、踊りや三線が好きでした。

中学生の時には、郷土芸能部で踊りや三線もやっていました。

今でも、地区の青年会に所属して、旧盆の時期にあるアンガマーという行事で踊りをやったり、ハリーでも踊りをやったり、島の郷土芸能に携わることができています。

​石垣島に観光に来ていただく方にも、石垣島の郷土芸能を知っていただけると嬉しいです。

​■憧れたヘアメイクの仕事。離島で成長して、貢献したい。

中学生の頃、お姉ちゃんの成人式で、お姉ちゃんがいつもと違う化粧をして、とても綺麗になった姿を見ました。いつもと雰囲気も違うお姉ちゃん。

女性を可愛く綺麗にするヘアメイクという仕事を知った瞬間でした。

ヘアメイクという仕事をしたいと憧れるようになりました。

その思いを持ち続けて、石垣島の高校卒業後に沖縄本島の専門学校に進学しました。

​ブライダルの仕事、ヘアメイクの仕事に携わりたいと、勉強し、美容資格も取得しました。

そして学校を卒業したら、石垣島に帰ってきました。

実は、高校より上の学校のない石垣島では、高校を卒業したら、若者がほとんど石垣島から出て行ってしまいます。その後、沖縄本島や本州で就職をして、帰ってこないことも多いです。

​実際、私の同級生は現在ほとんど島には残っていません。

私は生まれ育った石垣島が大好きです。

石垣島という離島でも、ヘアメイクという仕事でしっかり活躍して、後輩たちにも島に残っても、やりたいことができる、活躍できるという姿を見せたいです。

​石垣島にも若者が残って活躍できるようにしたいのです。

​■メッセージ

ヘアメイクで、新婦さんを可愛く、綺麗にします!

おふたりの期待を超えて、ありがとうと言っていただけるように全力を尽くします。

そして、石垣島は楽しい場所だとおふたりに知っていただきたいです。

綺麗な海や絶景はもちろんですが、地元のおじさんなどのしまんちゅもクセのある面白い人がとても多いです!

​ぜひいろんなしまんちゅとも触れ合って欲しいです。

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